オーストラリア ケアンズ旅行まとめ1(観光ビザの取得~出国前の準備~コアラ観光編)

2019年3月31日(出発)から4月5日(到着)にかけて家族3人(子供9才)で旅行に行ったオーストラリア クイーンズランド州 ケアンズ旅行についてのまとめです。

 

4/1出発だと旅行代金が安くなったのですが、仕事の関係上やむなく3/31出発となってしまいました。この1日の差だけで約20万円位差が出たので出発日の選択は重要です。費用は旅行会社への支払い約75万円(アクティビティー込)+保険+レンタルWiFi+現地での食事費等です。

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■■■もくじ■■■■■■■■■■

観光ビザの取得

②出国前の準備(最低限の保険、通信環境、必要現金、コンセントプラグ等)

③旅行日程(各アクティビティーの感想)

 1日目(3/31)関西国際空港出発(21:00)

 2日目(4/1)ケアンズ空港到着(5:15)/ホテルチェックイン/午前「コアラ観光」

 3日目(4/2)終日「キュランダ観光」

 4日目(4/3)終日「グリーン島観光」

 5日目(4/4)終日「自由行動、ショッピング等」

 6日目(4/5)ケアンズ空港出発(13:00)/関西国際空港到着(19:30)

旅行会社:JTBツアー利用

航空会社:ジェットスター(関空-ケアンズ直行便はジェットスターのみです)

滞在ホテル:パシフィックホテルケアンズ(中ランク位?)

費用:旅行会社への支払い約75万円(アクティビティー込)+保険+レンタルWiFi+現地での食事費等

食事、アルコールの買い方等

 

■感想・評価■■■■■■■■■■

観光ビザの取得

これがなければ始まりません。オーストラリアは観光ビザが必要です。これを忘れると入国できません。まずは申し込みサイトでもあるオーストラリア政府移民局のページへアクセスし、観光ビザETAS(イータス)を取得しましょう。日本のパスポート所持者ならオンラインでの申請が可能です。日本語表示にも対応しているので安心ですよ。

ほとんどの場合ETAの結果は12時間以内に表示されます。私は問題なく取得できましたが、もし12時間以内にETAが発給されなかった場合、またはオーストラリア大使館に照会するようにとのメッセージが表示された場合、別途大使館への連絡などが必要になります。ETAの情報はパスポートにリンクされるので入国審査の際に特に提出する必要はありませんでしたが、念のため印刷しておくことをお勧めします。

 

②出国前の準備(最低限の保険、通信手段、必要現金、コンセントプラグ等)

最低限の保険には加入しておきましょう。クレジットカードにはある程度の保険が付与されていますが、海外で大きな怪我や病気にかかってしまうと莫大な費用を請求されることがあります。オーストラリアではそんなことは無いと思いますが、支払い能力の確認が取れるまで治療してもらえない国もあるそうです(最悪見殺しです)。出費は増えますが万が一と言うのは起こりえますのでこの費用は割り切りましょう。ネット保険だと安く済みますよ。

通信手段は持ち込む通信機器などにより変わってくると思いますが、私は今回グローバルWiFiにてレンタルWiFiを持ち込むことにしました。携帯1台のみと言う方は現地SIMを購入すればよいと思います。ちなみに費用は4G LTE 600MB/日(6日間)で割引込みで4,644円でした。容量の大きい動画等見なければ十分の容量です。コアラ観光で訪れた「Hartley`s Crorodile Adventures」では一部繋がりにくいところもありましたが、あとはほぼ問題なく繋がりました。

必要現金は「グリーン島」を訪れた際のコインロッカー使用料、ホテルでの洗濯機/乾燥機使料で使ったコインのみでした。あとはすべてクレジットカードで支払いました。私は事前に関西国際空港で1万円分をAUD(オーストラリアドル)に換金しましたが結果としてそんなに必要ありませんでした。次行くとしたら多分3,000円程度をAUDに換金する位だと思っています。いざとなれば現地でも日本円からAUDに換金もできますし、クレジットカードで現地通貨もおろせます。

ちなみに、オーストラリアの紙幣はなんとポリマー(プラスチック)でできています。なので、水着のポケットにそのまま紙幣を入れて泳いでも問題ないのです。熱湯ぶっかけたらふにゃふにゃになるらしいですが・・・。世界でも何ヵ国かプラスチック紙幣を導入しているようですが、私は今回初めて手にしました。カッコいい!!!

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コンセントプラグは電圧もプラグ形状も異なります。電圧については220~240Vと日本より高いです。パソコン、携帯、ゲーム機等はグローバル仕様なので問題ありませんが、通常の日本製品を使うと壊れてしまいます。どうしても必要な場合は変圧器が必要となります。形状については「ハの字に穴があるIタイプ(O)」が使われています。私は出国前に関西国際空港のダイソーで3個購入(計300円なり)しましたが十分でした。

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③旅行日程

☆1日目(3/31)関西国際空港出発(機中泊)

日本とオーストラリアは1時間の時差がありますので、フライト時間は約7時間程度です。ジェットスターは格安航空で基本的に機内サービスはありませんが、食事や毛布が提供されました。JTBツアー料金に含まれていたのでしょう。JTBでの契約は完全に妻に任せていたので乗ってから知りました。子供は、外の景色を眺めたり、SWICHで遊んでいるうちに寝てしまいました。サックっと寝れるのはうらやましい限りです。 f:id:pain_shacho:20190526212453j:plain

 

☆2日目(4/1)ケアンズ空港到着

予定通り早朝にケアンズ空港に到着です。入国審査もパスポートを見せるだけで一言も発せずに無事通過です。まだ、完全に雨季が明けていないため雨が降っていました。先行きが不安になりますが、以後この不安は的中します。今回は日程上ベストシーズンより若干前の旅行になりましたが、当たり前のことですが極力ベストシーズンを選んでくださいね。

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☆2日目(4/1)ホテルチェックイン
空港からホテルまではタクシーで移動しました(これもオプションです)。空港からホテルまでは約2,500AUD程度です。今回予約したホテルはパシフィックホテル(上中下で言えば中クラス位だと思います)で、オーシャンビューではありませんが部屋も広く十分です。

もともとチェックインは14:00以降なのですが、交渉するとたまたま部屋が空いていたようでチェックインさせてもらえました(実はこの情報は事前につかんでいました)。通常のホテルではあまり融通は利かないのですが、このようなこともあるのでダメもとで交渉してみましょう。コアラ観光までの時間が非常に助かりました。

 

☆2日目(4/1)コアラ観光

コアラ観光に訪れたのは、ケアンズ市内から車で40分くらいの「Hartley`s Crorodile Adventures」と言う動物園です。海岸沿いを走るので天気が良ければ、きれいな海や砂浜を見ることができます。この地域の砂はハワイのワイキキビーチ等に輸出されているそうですよ。日本にも輸出しているらしいのですがどこかは・・・忘れました。それくらいきれいな砂浜と言うことでしょう。

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さて、「Hartley`s Crorodile Adventures」と聞くとワニを売りにしているように思いましたがコアラもしっかり居ますw。コアラの第一印象は形状の違うナマケモノ、非常にスローでほとんど動きません。下記の写真は二日酔いのサラリーマンがうずくまっているようにも見えます。なんか「オエェ~」って感じ。カワ(・∀・)イイ!!

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コアラは基本的に特定の巣は持たず木の上で生活しています。一日のうち18~20時間を眠るか休んで過ごしており、ますますナマケモノに似ています。エネルギー消費を抑えて生き延びる手段なのでしょう。食事はユーカリの葉のみで、ユーカリにも約700種類あるがその中でも特定の約100種類の葉しか食べず、さらに各個体が好んで食べるのは数種類だそうです。なのである意味贅沢であり、異常な偏食家と言えます。

ユーカリの葉には毒素が含まれており、他の動物と餌の取り合いが起こらないことも生き延びられた一因だと言えます。また、この毒素のおかげでノミなども寄生しません。糞も何となくユーカリの匂いがし臭くありませんでした(私、直に腕に糞を落とされました)。

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そんなコアラですが実は絶滅の危機に瀕しています。主な原因としては、開発、乱獲、病気など様々でコアラを保護する運動が進められています。保護の一環としてコアラを抱っこすることにも規制が入ってきており、シドニーなどオーストラリア南部ではすでに抱っこすることができません。今回訪れたケアンズではそこまでの規制は行われていませんがいつ規制ができるかわからない状況です。

ちなみに「Hartley`s Crorodile Adventures」でのコアラの抱っこ時間は、1日30分、週3回のみとルールが決められています。まぁ、訳も分からず知らない人間に抱っこされるのでストレスであるに違いありませんね。優しく抱っこしてあげましょう。しかし、コアラは大事な観光資源(=お金)でもあるのでオーストラリアとしても対応がむつかしいのでしょう。

 

続いて、クロコダイルアドベンチャーです。ワニの生息する池にボートで進んでいきます。途中でスタッフの方が竿に鶏を吊るし上げてワニをおびき寄せます。すると、ワニが水面から勢いよく飛び出してくるのをまじかで見ることができます。池に落ちたら完全にアウトですね。これは大迫力で大人も子供も大興奮です。コアラ観光と言いつつこのクロコダイルアドベンチャーも個人的には当たりでした。

その他、ワラビーカンガルー、珍しいところではヒクイドリ等も見学できます。オプションを付ければワラビー、カンガルーに餌をあげたり、子ワニに触ることもできます。子ワニの口は明らかにセロテープで固定されていたようですが・・・ワニは口を閉じる力は強く、開ける力は弱いと言いますが大丈夫なのでしょうか。

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あと、山の中と言うこともあってか蚊がいました。虫除け持っているとベストです。

日本ではできない体験ができ、 大人から子供まで家族で楽しめます。総合的評価★★★★★です。

オーストラリア ケアンズ旅行まとめ2(キュランダ観光編)に続きます。