再び最も厳しいロックダウン(ECQ:強化されたコミュニティ隔離措)はじまる
フィリピン・マニラ首都圏に2021年8月6日から20日まで最も厳しいレベルのロックダウン(ECQ)が適用されます。
フィリピンのドゥテルテ大統領は30日、新型コロナウイルスのデルタ型変異株の拡大抑制と医療システム保護のため、首都圏のロックダウン(都市封鎖)を承認しました。マニラ首都圏は、16都市と1,300万人超の人口を抱える巨大都市圏です。
ロケ大統領報道官はテレビ演説で、8月6─20日に首都圏で最強レベルの封鎖を行なうと発表。「痛みを伴う決断だが、全員のためだ」と語りました。封鎖による経済損失は、40億ドルとみられています。今回の措置により、外出は必要な買い物時にのみ許可、飲食は屋外、屋外問わず禁止となる。
首都圏市長評議会の会長は、「デルタ株は既に首都圏全域に拡散しており、これは適切な介入だ」と述べた。また、市長評議会として、ワクチン接種件数を1日15万回から25万回に増やす方針を明らかにしました。
減らない重症者と死亡者数、中国製ワクチンの効果は
米国、欧州、日本など感染者数はなかなか減少しないものの、重症者と死亡者数は減少しておりそれなりにワクチンの効果が得られていると考えられます。しかし、フィリピンは中国製ワクチンを採用しており数字上は重傷者と死亡者数は減少しているように見えません。フィリピンをはじめ中国製ワクチンを使用している国の状況はあまりよくないように思えます。
これまでのマニラ首都圏のロックダウンは、一回突入すると何度も延長を繰り返しなかなか制限が解除されなかった実績があります。今回もある程度の期間の延長は覚悟しておいた方が良いでしょう。
ロックダウン中に日本への帰国は出来るのか???
わたしは8月中に日本に帰国する予定になっていますが、果たしてマニラへの移動、フィリピンからの出国は出来るでしょうか???80%位の確率で帰国できると思いますが果たして・・・