1月中旬に約1年ぶりにフィリピンから日本へ一時帰国しました。「海外から日本に来るな」と言う意見の人も多そうですが・・・今は14日間の隔離期間中なので基本ホテルでテレワークと言う形式をとっています。一応、隔離期間中も勤務です、はい。
ちなみに、下の写真はフィリピン（マニラ）のANAのカウンター前の様子です。想像していたよりは多く、また大半がフィリピン人だったように思います。今回は、下記について述べてみたいと思います。
・日本とフィリピンの感染状況は？
・日本入国は何が強化されたのか？
・隔離期間中の強制事項はあるのか？
・日本とフィリピンの感染状況は？
2018年のデータですが、日本の人口は約1.27億人、フィリピンの人口は約1.07憶人です。直近の感染者数は日本は約5千人超え且つ上昇傾向、フィリピンは約2千人前後で横ばいです。人口比率を考えても日本の方が状況は悪いと言えます。
日本では変異種、季節、海外からの入国受け入れ、ルールの緩さなど条件的にも状況は悪いと言えます。また、ハロウィン、忘年会、クリスマス、お正月と人々の行動は緩みに緩んでいたと思います。個人的にはGo Toはきちんとモラルを守って行えば問題ないと思っていますが、一部のモラルの無い人々が大騒ぎなどして感染拡大を助長するため、モラルを守っている人も全体としてルールを強化しなくてはならなくなったと認識しています。
一方、フィリピンでは1/17現在日本を含む変異種が確認された国からの入国を拒否しています。フィリピンでは、ほとんどの商業施設での検温、フェイスシールドとマスク両方の着用の義務など、ルールによる強制が可能なので、その点も感染者数にじわじわ効いてきていると思います。強制の力は強いですね。
・日本入国は何が強化されたのか？
1/13より日本における入国が強化されました。具体的には出発前に「陰性証明書」を取得し、入国時に提出しなければなりません。日系航空会社（わたしの場合はANA）では、搭乗手続き時に陰性証明書が無ければ、搭乗自体出来ない状態になっていました。他の国も日系航空会社は同様の対応を敷いていると思われます。この辺は日本政府と航空会社で対応は異なりますが、航空会社の方が厳しいルールを敷いていると言えます。
入国後の経過観察としてLINEアプリのインストールを求められました・・・何か監視されているのでしょうかね？ 一方、COCOAアプリのインストールは求めらませんでした。COCOAを強制的にインストールさせて、行動履歴、経過観察、なども一括管理にすればよいのに・・・謎です。
また、入国後に隔離施設の確認、隔離施設までの移動方法なども提出しなければなりませんが、はっきり言ってその後はどうにでも出来ます。わたしは帰国者用専用ハイヤーを使いましたが、公共交通機関を使っても分からないでしょう・・・ザルです。
・隔離期間中の強制事項はあるのか？
今のところありません。わたしは最低限の買い出し、食事は基本テイクアウト、コインランドリーに行くくらいですが、行こうと思えばどこにでも行けます。
隔離期間中にポジティブになっても、行動履歴を調べられて、怒られるくらいじゃないでしょうか？逮捕や罰金とかあるんですかね？
と言うことで、入国条件はやや強化され、感染者が入国する確率は多少下がるでしょうが、とにかく「入国後の隔離施設までの移動」「隔離中の行動規制」が甘いです。
人権だ、自由だ、何だかんだ言うのも分かりますが、ここの強化は強めた方が良いです。政府はどんなに良い政策をとっても批判はつきものです、徹底した規制を期待したいものです。
