今週のお題「〇〇からの卒業」
フィリピン、しかもかなりの僻地に出向して早3年6ヵ月が過ぎました。弊社の海外出向期間は、従来であれば2~3年程度でしたが人員不足の影響により、なし崩し的に出向期間がどんどん伸びていき、現在では4年前後になっています。今年こそ日本に帰れること(フィリピンからの卒業)を期待しています。しかし、2回目、3回目のおかわりも用意されていますので、日本で少し働いたとに逆戻りと言うパターンも・・・。
出向先は元々治安が良くなく行動制限されていますが、2020年以降コロナの影響で基本出来に自室から出れない状態が続いています。出向者が出来る娯楽は正直ありません、速度の遅いインターネット位です。もはや、法律がどうのこうのと言う以前に、憲法の権利すら行使できていません(/ω\)
しかし、フィリピン僻地での生活も悪い事ばかりではありません。
・物価が安い
現地の労働者は一日1,000円以下の賃金の人も多く、基本的にとても物価が安いです。コーラなんかも日本の1/3位の値段です。そんなかなでも私が気に入っているのは「マンゴー」です。マンゴーは自生しているものもあるくらいで1㎏約140ペソ(日本円で約280円程度)で、味も良いです。日本で購入すると1個で300円位するのではないでしょうか。
しかし、バナナは安いけど日本で購入した方が美味しいです。地方のバナナは多分品種改良がなされてないのでしょう。甘くなく、もさもさした触感です。現地では油で揚げて砂糖にまぶして食べたりしていました。
・お金が貯まる
お金は貯まりますw 娯楽が無くお金を使うところが無い、且物価が安いので出向期間中はそれなりにお金が貯まります。それでも私は、圧倒的に「日本の生活>>>お金を含めた出向」が良いです。本当にお金だけが欲しい人には良いかもしれません。
・自然が豊かである
僻地だけあって多くの自然が残っています。わたしの滞在先もすぐそばにはジャングルが広がっています。また、海の非常に美しいです。しかし、きれいなところがあると分かっていつつ訪れることが出来ないのは逆にストレスにもなってしまいます。
・変な動植物や食べ物へ耐性が付く
フィリピンには日本に見られない様々な動植物があります。それらは、部屋の中にも侵入してきて私たちを驚かせますw そういった意味では少々のことでは動じなくなり耐性が付きます。食べ物も同様で少々良く分からない食べ物が出てきても動じませんw
・フィリピンなまりの変な英語が身につく
フィリピンでは各地方の言葉と基本的には英語を使います。仕事をする上では英語になります。しかし、わたしの滞在している地域特有なのかもしれませんが、どうも英語に違和感があります。フィリピン英語に慣れてしまうと逆に欧米人の英語が非常に聞き取りにくなります。日本の方言みたいなものでしょうかね・・・
海外での生活はメリット・デメリット色々ありますが、やはり日本は最高の国だと思います。