ポケットモンスター サン&ムーンに出てくる「マラサダ」を食べてみた ハワイのレナーズベーカリーの「マラサダ」全9種類

「ポケットモンスター」の「サン&ムーン」編に出てくる「マラサダ」とは? ハワイのレナーズベーカリーの「マラサダ」全9種類を食べてみました。家族でハワイに行く機会があり、ハワイに行くなら「マラサダ」を食べたいとの子供のリクエストにより、わざわざホノルルのカパフル通りの「レナーズベーカリー」へ足を運びました。

公式には発表されていませんが、このお店がモデルになっている可能性が高いとの事でです。私もこの時初めて「マラサダ」と言うお菓子の存在を知りました。

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そもそもマラサダとは?(一部Wikiより引用)

食文化・背景を知った上で食べるとより味わい深く感じることができます。マラサダ (Malasada) はポルトガルのお菓子で、もともとマデイラ諸島で作られたとの事です。イースト菌で発酵させた卵大のパン生地を油で揚げ、グラニュー糖をまぶして作られます。いわゆる砂糖をまぶした揚げパンです。伝統的なマラサダには穴も具もありませんが、クリーム等の具を詰めたものもあります。また、もともとマラサダを作るのは、四旬節の間は禁じられるラードや砂糖を使い切ることが目的で、「灰の水曜日」の前日に当たるマルディグラの日によく食べられるとの事です。なお、ポルトガル本国では数百年前から揚げパンといえばフィリョス(en)が一般的であり、マラサダは知名度も低く、あまり店頭でも販売されていないようです。

1878年、マデイラ諸島とアゾレス諸島のポルトガル人達が移民としてハワイへ来ました。彼らはマラサダ等の伝統的な食事を持ち込み、現在ハワイ島には多くのマラサダ専門のパン屋があります。マルディグラは、ハワイでは「マラサダの日」としても知られ、ポルトガル人移民の多くはカトリック教徒であり、受難節の前にラードや砂糖を使い切らなければならないため、彼らはたくさんのマラサダを作り、プランテーションで働く他の人種の移民達にも分け与えました。こうしてハワイにマラサダが広がったと言うわけです。

アメリカ合衆国では、ポルトガル系の家庭で「肥沃な火曜日」にしばしばマラサダが作られます。最年長の女性(主に母親か祖母)が調理し、年長の子供が温かいマラサダを砂糖の中で転がして手伝うのが伝統となっています。

 

カパフル通りの「レナーズベーカリー」のマラサダ

ハワイでマサラダと言えばカパフル通りの「レナーズベーカリー」が有名です。訪れたのは土曜日の午前10:00前に到着したのですが、すでに現地や観光客の方々でお店の外まで行列ができていました。この時は、商品を受け取るまでに30~40分程度要しました。

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「レナーズベーカリー」のマラサダは全9種類(クリーム無3種類+クリーム入6種類)あります。また、クリーム入りの内1種類は月替わりのスペシャルマラサダです。価格もクリーム無で1.30$、クリーム入で1.65$と現地の物価の高さから言えば、リーズナブルな価格と言えます。

1.シュガー

2.シナモンシュガー

3.甘酸っぱいシュガー

4.カスタード

5.チョコレート

6.ココナッツ

7.マカダミアナッツ

8.グァバ

9.バターピーカン(スペシャル)

その他、菓子パンやクッキーなども販売されています。

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商品はピンク色の可愛らしい箱にホカホカのマラサダを詰めた状態で渡されます。単品で購入された方は、小袋に入れた状態で渡されていました。シナモンだけは風味が他のマラサダに移らないように仕切りを入れてくれていました。また、識別できるようにクリームが若干内側からはみ出していますが、カスタード、ココナッツ、マカダミアナッツは同じ色に見えて初めて食べる人間には見分けが付きません(笑。逆に、この味は何か?とクイズ感覚で楽しめます。

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「レナーズベーカリー」のマラサダを食べた感想

1.手が汚れます

マラサダは砂糖をまぶした揚げパンですので、素手で持つと砂糖と油が手について頻繁に指をぺろぺろすることになります。マラサダをつかむペーパーや手を拭くものは必須です(笑。

2.砂糖がかなり落ちる

当然、まぶしてある砂糖はポロポロと落ちてしまいます。車の中やバスの中で食べるのは避けた方が良いでしょう。私も机の上が砂糖の粉まみれになりました(笑。

3.かぶりつくとクリームが溢れ、分割するのは高難度

「レナーズベーカリー」のマラサダのクリームは比較的ゆるく(流動性がある)、たっぷり入っているため、かぶりつくとクリームが溢れ、分割しようとするとクリームがこぼれて手がべとべとになってしまいました。現地の方は上手に食べていたので、慣れればスムーズに食べられそうですが、初心者は要注意です。

4.好みの味は???

クリーム無のマラサダは、クラッシックながらそれぞれがしっかりと個性を持ちどれも美味しく頂きました。クリーム入のマラサダは、全般的にふんわりとココナッツ(?)の風味を持っており、日本では食べたことの無い味(風味)でした。

私の個人的な好みとしては順に、カスタード、バターピーカン(スペシャル)、マカダミアナッツ、チョコレート、ココナッツ、グァバと言ったところです。カスタードは鉄板ですね!!正直、グァバはちょっとミスマッチでは?と思いつつも、それはそれで楽しく頂きました。

 

ポケモン好きなお子様をお持ちのあなた!ハワイにお越しの際は是非マサラダを食してみてはいかがでしょうか???