アニメの趣味を活かしたアニメ関連への株式投資
私は年間約150タイトル程アニメを見ています。そして元々株式投資を行っていたことが乗じて、アニメ関連への株式投資も行っています。「KADOKAWA」なんかは分かりやすいですが、アニメ関連株と言っても調べて見ると複雑で結構多く存在します。
意外と複雑なアニメ業界
例えば、アニメのオープニングでよく見る「アニプレックス」は「ソニー・ミュージックエンタテインメント」の子会社であり、その「ソニー・ミュージックエンタテインメント」は「ソニー」の完全子会社です。さらに、アニメ制作会社の「A-1 Pictures」は「アニプレックス」 の子会社だったりします。ややこしいですねw
「アニプレックス」や「A-1 Pictures」の株は市場で買うことが出来ませんので「ソニー」を買うしかありません。
色々な枝分かれがありますが上記に関してのみの関係は下記のようになります。
ソニー>ソニー・ミュージックエンタテインメント>アニプレックス>A-1 Pictures
音楽関係でよく目にする「ランティス」は、2006年5月1日に「バンダイビジュアル」の子会社となり、2018年4月1日に「バンダイビジュアル」と合併し「バンダイナムコアーツ」となりました。その「バンダイナムコアーツ」は「バンダイナムコグループ」の子会社です。
バンダイナムコグループ>バンダイナムコアーツ(ランティス)
もう一例、玩具、映像・音楽ソフト、ビデオゲーム関連商品、アミューズメント関連商品等を取り扱っている「ハピネット」、2021年冬アニメの「ゲキドル」のオープニングを飾りました。この「ハピネット」は上記「バンダイナムコグループ」の子会社です。さらに「ブロッコリー」は「ハピネット」 の子会社だったりします。こちらもややこしいですねw
「ハピネット」や「ブロッコリー」は上場しているので市場で買うことが出来ます。
バンダイナムコグループ>ハピネット>ブロッコリー
余談ですが「ブロッコリー」は「ブシロード」と資本業務提携を結んでいたりします。
利回りは?優待制度は???
多くの企業が3月末に「権利確定日」を設定しています。「権利確定日」は、株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる確定日を指します。配当金や株主優待を取得するためには、各企業が定めている権利確定日に株主として株主名簿に記載されている必要があります。そのためには、権利確定日の2営業日前の権利付最終日までに株式を購入しなければなりません。権利確定日の翌営業日に配当金分以上下落することもあるので注意が必要です。
「ソニー」や「バンダイナムコグループ」は超有名企業で誰でも知っていると思います。今回は私も保有している3月末の「権利確定日」銘柄「KADOKAWA」「ハピネット」を紹介します。
「KADOKAWA」の利回りと株主優待
KADOKAWAの配当金は1株当たり50円、3月26日の終値が4,405円なので、利回りは1.14%となります。直近の株価上昇により比較的利回りはやや低めとなっていますが、銀行に預けておくよりは随分ましですね。株主優待は2020年度分を参考に乗せてみますが、優待拡充を宣言しているのでさらに良くなるかもしれません。
「ハピネット」の利回りと株主優待
ハピネットの配当金はKADOKAWA同様の1株当たり50円、3月26日の終値が1,646円なので、利回りは3.04%となります。株主優待は2020年3月期分を参考に乗せてみますが、ハピネットの優待は業界の中でもかなり充実していると言えます。わたしは1,000株以上保有しているので、配当金+商品3品+こども商品券5,000円分をもらえることになります。