この世界は残酷である ピラミッドの底辺から見れば

この世界は残酷である。ピラミッドの底辺から見れば。

・上位26人が下位36億人分の富を独占する世界
・たった62人が全世界の半分の富を持つ世界
・上位1%が富の82%を保有する世界

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2019年6月20日時点での世界長者番付らしい。ジェフ・ベゾフ氏の総資産は16兆8000億円=16,000,000,000,000円との事だ。0が多すぎて途方もない金額である。日本の平均的なサラリーマンの生涯収入は2億円=200,000,000円程度であろうか。

サラリーマンが生涯10憶円稼ぎたいとしても、それすらサラリーマンには絶対に不可能な数字なのだ。

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ここで突然だが、マニラの最低賃金はおよそ500ペソ/日だそうだ。 日本円でざっと1000円/日だ。時給ではなく日給だ。 ちなみに私の働くとある州では最低賃金はおよそ320ペソ/日でざっと640円/日だ。

先日マニラにてタクシーで移動中、信号で停まったところに10才にも満たないような姉妹が、停車している車の間を縫って花のようなものを売っていた。利益は最低賃金にも満たないであろう。もしかしたら恵んでもらうお金の方が多いかもしれない。

マニラは交通量も多く運転も荒く非常に危険であるが、わずかなお金を得る為にまさに命を懸けて働いている。いや働かされている。これについて良い悪い言うつもりは無い。 これは単なる一例であるが似たような境遇の人は大勢いる。

一方で、大きく発展している中で、巨大な富を勝ち得た者もいる。 その差はいったい何なのか? 上記姉妹や最低賃金で働いている人たちに、逆転の機会はあるのだろうか。 一生路上で花を売るわけにはいかないだろう。 どこかで貧困から脱却する思想に至らなければ一生貧困のままであろう。

 

我々はどうであろうか? 貧困層では無いにしろ、富裕層(個人的には富裕層とは資産10億円以上と考えてる)と言うわけでもない。中流層が大半を占めているはずであろう。毎日朝から晩まで働き、サービス残業もし、ヘトヘトになり、それなりに出世しても、圧倒的に富裕層には届かない

貧困からの脱却と同じように、中流層から富裕層への脱却は現在の延長には無い事は確実だ。中流層から脱却する思想に至らなければ一生中流層のままであろう。

ちなみに私は富裕層になるには投資家か創業者になるしかないと考えており、現在投資スキルを磨き続けている。私は一生サラリーマンを続けるのか?いや続けたくない。あなたはどうしますか?サラリーマンであることに思考が停止したら最後である。