ノルウェー人女性が狂犬病で死亡!旅先のフィリピンで助けた子犬にかまれる

ノルウェー人女性(24歳)が、狂犬病により5月に亡くなった。ノルウェー公衆衛生研究所によると、ノルウェー本国で人間が狂犬病に感染した最後の記録は1815年にさかのぼるとのこと。約200年ぶりのことだ。

彼女は2月に友人たちと休暇で訪れていたフィリピンの道端で子犬を発見し、体を洗うなどの世話をし、滞在先のリゾート施設で子犬と一緒に遊ぶなどしていた。一緒に遊んでいる最中に指をかまれたと言うことだ。

 

 帰国後、彼女は体調を崩し集中治療を受けたが、5月6日に夜息を引き取ったという。狂犬病の予防ワクチンは接種していなかったという。世界保健機関(WHO)によると、世界中で少なくとも毎年5万9000人が狂犬病で死亡している。

 

 狂犬病は比較的潜伏期間が長く発症するまで分からない、しかも発症してしまうと特殊な例を除きほぼ100%の確率で死に至る恐ろしい病気である。特にフィリピンなど東南アジアの国々では野良犬も多く、犬への予防接種も遅れているのが現実である。よって、犬に限らず動物にかまれたらすぐに病院へ行って処置を受けなければならない。絶対である。

 

私はフィリピンに来る前に、狂犬病の予防接種をはじめ、日本脳炎コレラ肝炎破傷風など(もう一種類位あった気が・・・)計20回弱の予防接種を受けさせられました(汗。現地では、犬になるべく近づかないようにしています。猫には引き寄せられてしまいますが・・・動物はかわいいですが十分注意してください。

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余談ですが、フィリピンで注意しないといけないのは、腹痛蚊(マラリア、デング熱)があります。私は定常的に腹痛に襲われています、おなかの弱い人は整腸剤を持ってくるとよいと思います。また、蚊に刺されるのを防ぐのはなかなか難しいですが、虫除けグッツは準備しておいたほうがいいですよ。参考までに。